ひと味違うドラマレビュー

毎話ドラマレポを書きます!生粋のテレビっ子故、辛口レポな時も。分かり合える人と出会えることを信じてマス。

高嶺の花 最終回 

 

高嶺の花 最終回

 

野島伸司さんあっぱれ!
この言葉につきます。
やはり、
様々な愛を表現することに置いて
右に出るものはいないでしょう。
また見たい方は
Huluで全話配信していますよ!

 

私はお花

過去の高嶺の花のレビューで書きましたが、月島もも役に石原さとみさんをキャスティングされたことにずっと違和感がありました。
ツンとした”高嶺の花”を演じるのに、向いていないな。と。

ラブシーンや、
”女”を演じるのは
それこそ完璧で。
女の私でも見とれてしまうほどですが。

月島なな役の芳根京子さんは
一度闇に落とされた時
素晴らしい迫力でした。

その辺りから、おや?
と思いはじめました。
まだ、石原さとみさんをキャスティングした理由はきっと明らかになっていない!最終話でのオチなのだ!と。

はい。
「私はお花」
なのです。

全ての出来事が伏線。

好きな人への気持ちを
しっかり消化してぶつける。
そこには、
笑顔で花を生け続ける月島ももが
石原さとみさん自身と重なり、
ツンが似合わない事も演出だったのだ!と。

愛を表現することが得意な石原さとみさんを
ここにキャスティングしたこと。
ほんと、あっぱれでした。

フラグの回収

最終話だけみて分かる。
野島伸司さんのドラマは
そんな甘いものではありません。

最近のドラマは
どこから見ても楽しめるようにと
フラグを分かりやすく回収します。
ベラベラと長く語ります。
私はそれが苦手なので
こういった分かりにくい?
考えさせられる?ような
”正解”がとても好きです。

例えば、
”コロッケ屋の奥さん”
旦那とは口を効かないのが
ずっと謎でしたが・・・
”お仕置き”
とだけ表現されていました。

旦那自身の悪い部分が
さりげない会話の中にあったのかもしれない!そう思ったので、また初めから見るつもりです。なくても良いんです。

とにかく本筋が濃いのと
いろんな人のストーリーが
組み込まれているので
見逃していてもしょうがないレベルです。そういった部分に感動してしまいます。

まとめ

男が未練がましいのは
余力があるから。
との言葉。
なるほどでした。

女性は、全身全霊をかけて
彼に向き合うので
言わばやりきってスッキリ!
なのですね。

そんなお言葉が溢れていますね。
極端な部分ももちろんありますが

”共依存”
が出てきた時は、
はあ!!となりました。
Huluオリジナル作品の
野島伸司さん脚本。
「雨が降ると君は優しい」
は様々な依存症のお話で。
”共依存”が
話を大きく歪ませます。

高嶺の花を見て
野島伸司さんの世界に魅了された方は
ぜひ見て見て欲しいです↓↓↓